健康のために汚染大気を吸うのは止めましょう……。
ということが意味のないのと同様に考えている
喫煙者も多いと思います。
ただ、依存症という面で考えると、喫煙は
過度の有害物質を摂取する能動的な行為に
ほかなりませんし、周囲への影響もあります。
なによりも臭いが不快ということは、
「吸うのは勝手」という一線を引くわけには
いかない理由でもあるのではないでしょうか。
そこで目に入ったのがこの記事。
この記事で取り上げられている調査では、
禁煙を促しているはずの広告が逆に
若者の喫煙を促しているかもしれない
というのですね。
これを分析した米ランド研究所上級行動科学者の
シェイデル氏は、こうした広告のリスク喚起が
信用されていないことを指摘しています。
ということは、タバコの害自体が問題ではなく
そもそもタバコのメーカーがこうした
害を解いている広告を出すことの無意味さを
証明したということでしょう。
広告戦略としては成功した、ということかな。
しかし、それだけでは済まない問題ですね。
ボクも喫煙経験のある嫌煙者ですが、
そろそろおせっかいでもこの問題を
しつこく言及してみたいと思います。