コーヒーはとりあえず1日4杯までにしておいたほうがよさそうですよ〜

 

若いころはコーヒー・メーカーにコーヒーがないと仕事ができないぐらい、のべつまくなしにコーヒーを飲んでいました。

ローストの浅い豆では風味が乏しいので、真っ黒けの豆を買ったりもしていましたが、だんだんコーヒーを飲んでいるのか焦げを飲んでいるのかわからなくなってくる始末。

それを胃に悪いからとお湯をさして薄めたりしていたのですから、なにを求めていたんだか。。。

 

8102212168_af12d5ffba_m photo by fflav

 

50歳を過ぎて……

 

いままではあまり気にならなかったカフェインの影響を感じるようになって、夕飯以降に飲まないのはもちろん、1日に2杯以上もちょっと遠慮するようになってきました。まあ、前から1日3杯も飲むと胸焼けがして困っていたんですけど。

 

ただ、コーヒーには少量であれば内臓の働きをよくしてくれるという効果もあるそうなので、外出時に機会があれば飲もうかなというペースを続けています。

 

そんなときにこの記事。

 

1日200mgのカフェインで24時間記憶が増強される。それ以上でもそれ以下でもだめ(米研究) : カラパイア

 

 

 

 カフェインにはかねてから記憶増強効果があると言われていたが、長期記憶に関しての研究はあまりおこなわれていなかったそうだ。今回、米ジョンズ・ホプキンス大学のマイケル・ヤッサ率いる研究チームは、カフェインが長期記憶にもたらす影響を調べた。

その結果、200mg(濃いエスプレッソコーヒーなら2杯分、普通のコーヒーなら4杯分)のカフェイン摂取で24時間以内の記憶力が確実に向上していたことがわかったそうだ。少なくとも1日間は記憶が強化されていることになる。

 

ふーん、やっぱり勉強とコーヒーって必然性のある組み合わせだったんだぁ、なんて思っていたんですけどね。

 

 実験より、適量のカフェインには、短期と長期の両方の記憶をつかさどる脳の「海馬」に影響を与えるということがわかった。また、その量も多すぎず少なすぎず適量で効果的に作用するということもわかった。

1日200mgのカフェインが適量ということなのだけど、コーヒーに換算するといエスプレッソコーヒーなら2~3杯分、通常のコーヒーだと約4~5杯分だ。日本で市販されているレッドブルなら、250ml缶1本で80mgのカフェインが含まれているので2本半という計算になる。

 

「適量」というところがポイントらしんですね。やっぱり少なすぎても多くてもダメ、ということらしい。ということは、多すぎると効果がないどころが害になるということかな?

 

そう心配になってきたところに、この記事。

 

試験中にコーヒーの飲み過ぎは禁物。カフェインの摂り過ぎが記憶力の低下など、学生の学力を下げる可能性(オーストラリア) : カラパイア
 一般的に試験勉強中にコーヒーを飲めば眠気がとび、集中力をアップできると考えられている。だが過剰摂取は逆効果となり得るそうだ。 …

 



こちらの研究では、カフェインの過剰摂取で記憶力が低下しちゃうというデータが出てるじゃありませんか!

 

これって、ボーッとしているとかそういうレヴェルじゃないってことですよね?

 

1日4杯以上のコーヒーやカフェイン飲料は危険だとモートン氏は警告する。標準的なカフェイン飲料には1杯につき約120mlのカフェインが含まれているが、どうしてもこれを4杯飲まなければならない場合は、午前と午後に分けて、最後の1杯の摂取を午後4時前に終えるよう勧めている。

 

4時以降のコーヒー禁止というのは厳しいけど、確かに睡眠にも影響を及ぼすので、守ったほうがいいかもしれませんね。

 

 過剰摂取が過ぎれば健康に悪影響が出る可能性もある。そうした健康被害は重度のものになると、頭痛、立ちくらみ、手の震え、不安神経症、心臓の動悸といった症状のほか、記憶障害という神経的な副作用まで呈することがあり、いずれも学業に響くであろうことは間違いない。

 

このあたりは「警告」なので、実際に1日5杯以上のコーヒーを飲み続けているとこうなりますよというのではないのでしょうが、カフェインというのは脳に直接働くわけなので、ほかの成分や薬品類などよりも慎重になったほうがいいのかもしれません。

 

まあ、私はせいぜい2杯ぐらいしか飲みませんが、それだとちょっと少ないんですよと言われると困ってしまいますねぇ、せっかく飲んでるのに(笑)。