タバコは国内最大級のPM2.5発生源だったのですね。。。

 

エビデンスのしっかりしている医療情報サイト「CareNet」に掲載されていた衝撃的な図表。

 

 

これによれば、喫煙可の居酒屋のPM2.5濃度は北京並みだそうです。

北京の空気汚染は、あの国でさえ対策に乗り出すというひどさだと伝えられていますよね。

それ以上の濃度だったなんて…。

 

もっと衝撃的なのは、喫煙コーナーやパチンコ店のほうが喫煙可の居酒屋より空気がきれいだということ。

たしかに、空気清浄機が設置されるなど、排煙対策が取られている場所であれば、リスクは低くなっていることがこの図からもわかるでしょう。

居酒屋の価格競争が話題となっていますが、禁煙による客離れの心配の背景には「安く済むタバコの吸える場所」という利用のされかたがあるような気もしています。

個人的には、禁煙や分煙の徹底よりも、環境モニターの設置義務を進めたほうが効果があるのではないかと思ったりしています。

店内のPM2.5濃度表示の義務化がされれば、それを避けたい人の目安になります。

そして、空気清浄機の設置などで対策をした店は、その数値表示によって効果を喫煙者と非喫煙者の双方にアピールできますよね。

吸う/吸わないの選択だけでなく、吸っても吸わなくても平等に同席できるという考え方のためのアイデアを考える、というほうが建設的だと思うのですが…。

そのうえでの費用対効果であるべきような気がします。

 

参照:http://www.carenet.com/slide/247?utm_source=m34&utm_medium=email&utm_campaign=2018053000