住所はデジタル社会に適応するために旧態をディスラプト(破壊)できるのか?

この記事をざっくり説明すると……

ボクの実家近くで、住所変更の行政執行があった。
母親が住んでいるエリアが該当していたので、変更の手続きをやらなければならなかった。
引越と違うので、変更手続きは一部で済んだが、それでも面倒くさいことには違いない。
なんでそういうことになったのかというと、番地に規則性がなく、わかりづらいからという理由。
確かにそうなんだけど、変更後はわかりやすくなったのかといえば、微妙(笑)。

what3words

そんなことを、この記事を見て思いだした。

 

2013年に創業したwhat3wordsは、地球上を57兆個のマスに分割し3単語で表現する「what3words」というジオコーディングシステムを提供する。マスの大きさは3x3mとなっており、住所よりピンポイントな位置情報を伝えることが可能だ。
このwhat3wordsを使えば、例えば外苑前駅の1a出口を表す3つの単語は「かいいん・にぎやか・できる」になるそうだ。
このほうがわかりづらいんじゃないかとも思うが、確かに数字の呪文のような現行の住所よりも、伝えることを考えるといいかもしれない。

音声認識との親和性

what3wordsが有効なのではないかと思うのが、音声認識での入力。
3つの単語のほうが誤認が少なくなるのではないかという気がするんだけど、どうでしょう?
おそらくQRコードのような使われ方になると思うけど、イベント会場などへの誘導には便利ではないかな。