なかなか表沙汰にならない話題だと思いますが、タイトルのような事件が記事になっていました。
チャリツモ
弊社のクラウドファウンディングプロジェクトが盗用されていました
このたび私たちチャリツモは、過去に私たちがクラウドファウンディングサイト『Readyfor』にて実施した社会問題見えるカルタの制作のためのプロジェクトを模倣(盗用)し、クラウドファウンディングサイト『GoodMorning(CAMPFIRE内)』で資金集めをしているプロジェクトを発見し、CAMPFIREを運営する株式会社CAMPFIREに対して、その旨をお伝えししましたことをご報告させていただきま
当事者が詐欺行為を摘発するという内容です。
クラウドファンディングは、プロジェクトを応援したいという趣旨のものが話題になることが多いようですが、商品のプロトタイプ的な段階で資金を募り、製品化のための投資を持ちかけるタイプのものも多く見かけます。
この商品化プロジェクトの場合は、ファンドの謝礼としてその商品そのものがもらえることと、投資額が商品化された場合の何割引かになることがインセンティブになります。
要するに、注目の商品を割引で他人より早く手にすることができる、というのが、このタイプのクラウドファンディングのメリットになっているようです。
この記事のケースでは、教育的な意義も絡めているので、ちょっと悪質かなと。社会貢献という言葉で出資者を釣ろうとしていますからね。
どうすればいいの?
パクられる側としては、これは防ぎようがないので、目を配るしかないかもしれませんね。
出資側としても、まさかパクリが募集しているとは思わないわけですから、これも難しい。
となれば、クラウドファンディングのチェック体制に頼るしかないのかなと。
投資案件の内容確認は、やり過ぎることは無いものではないかと思います。
クラウドファンディングによって投資のハードルは下がったと言われていますが、安全性まで下がっては本末転倒。
逆に、出資マインドが萎縮するのでは、せっかく有意義なアイデアに対して応援しやすい環境が整い始めたところで腰折れてしまう。
そうならないように、チェックはしっかりしていただきたいのと、こうした欺しに対して見逃すことのないギャラリーでありたいと思います。