新型コロナウイルス感染症ではPCRだの抗体だのと、検査態勢が問題視され、いまだに収拾がつかない状態が続いています。
こうしたなかで、「血液1滴で13種のがん検出、2時間以内に99%の精度で―東芝」という記事が目に止まりました。
血液1滴で13種のがん検出、2時間以内に99%の精度で―東芝|医師向け医療ニュースはケアネット
これは、東芝が独自のマイクロRNA検出技術を使い、高精度かつ短時間かつ極小負担でがんを検出できるようになったというもの。
Stage 0でもがんの有無を識別できるというので、かなり期待がもてそうですね。
この研究成果をベースに、国内メーカー4社が、日本人に多い13種のがんについて、血液検体から全自動で検出するための機器や検査用試薬、測定器キットなどの開発に取り組んでいる最中だ。
人間ドックは時間的にも物理的にも負担が多いので、こうした簡便で精度の高い検査が早く一般的になって欲しいものです。