認知症予防には歩幅を広く早足でウォーキングするのが良い⁈

1日に何歩歩けば健康に良いのかが諸説あるなか、諏訪中央病院名誉院長の鎌田實さんが医学的見地から認知症予防のための実践的なウォーキングを指南されています。

「ふつうのウォーキングでも十分効果があ」るとしながらも、認知症傾向は歩幅の縮小に表われやすいことを理由に、まず歩幅を広く取ることをすすめています。

また、歩行速度にも認知症傾向が、表われやすいため、ピッチを意識的に早めることも効果的だとのことです。

このほか、コグニサイズや、野菜と魚による腸活なども紹介されていますが、私が注目したのは鶏卵の積極的な摂取。

現在、鶏卵とコレステロール値の関係性はないとの医学的所見が出ていて、3個ぐらいまでの鶏卵は安心して食べてもよいのですね。

卵黄の部分に含まれているコリン物質は、体内に入ると脳の神経伝達物質の材料となるのだそうです。

つまり、認知の低下を防いでくれる効果が期待できる、というわけです。

なお、卵黄のほかにコリンが多く含まれているのは、大豆や牛肉、鶏肉、鶏レバー、エビ、ピスタチオ、ブロッコリーなどだそうです。