“障がい”という言葉は“タイムラグ”と言い換えたほうが良さそうだとモンズーズーさんのマンガを読んで思った

ハフィントンポストにあった「塗り絵が大嫌いな息子がお絵描きにハマったまさかの理由【漫画】」という記事。

“発達障害と生きる”というテーマでマンガや著作を出しているモンズーズーさんのマンガを引用しながら、脳の発達に良いとされる“塗り絵”について考えています。

塗り絵ができない、好きになれないことが、イコール「発達障害」であるように受け取られるのがげ現状。

ところが、モンズーズーさんの2人の息子さんを観察していると、必ずしも「できない」からが原因ではなかったことがわかります。

確かに、やりたくなくなることって、ありますよね。

違う方法だと、すごく興味が湧くこともままあります。

こういう気付きが、多様性を考えるときにはとても重要になるのではないかと思うんですね。

そして、気付かないことか多様性を理解できないことにつながる、と。

モンズーズーさんの著作については、この記事を読む前から知っておりました。

『生きづらいと思ったら 親子で発達障害でした』という、マンガによる子育てストーリーです。

親の試行錯誤が克明に記されていて、とても興味深く読んでおりました。

記事で印象に残っているのは、「『塗れない』と『塗りたくない』は、どちらかじゃなく繋がってるんですよね」というモンズーズーさんの視点の変化。

多様性というのはいろいろなものがバラバラにあると考えがちですが、バラバラではなく、それぞれが繋がっていたりもする。

その点に気付かされたことは収穫です。