山の単独行が犯罪になるかも

ネパールで、山の単独行が全面的に禁止されたというニュース。

昔からエベレスト登山には、半ば義務のように現地のシェルパが帯同しなければならないという不文律があったと、なにかで読んだ記憶があります。

富士山の開拓でも麓の人夫を雇うことが決められていたなど、山という神域に対する儀式的な面とは別に、既得権益というか地元経済の活生化という現実的な効果を期待した“縛り”は、いまに始まったことではないと思います。

ネパールでは、5年前からエベレストへの単独登行も禁止。

こうした行政判断は、日本での登山救助と費用負担の増加問題を考えれば、対岸の火事では済まされないのではないでしょうか。