体内で炎症が起きているシグナルCRPを活用したい

血液検査の内容にCRPというものが含まれています。

これまであまり意識していませんでしたが(コレステロール値やγ-GTPは気にするんじゃないかと思います)、CRPの数値がかなり使えるんじゃないかということを指摘を耳にしたので、調べてみました。

CRP定量

炎症や組織細胞の破壊が起こると血清中に増加するタンパク質のことです。炎症が起こったときに、24時間以内に急増し、2〜3日後には減少するので、炎症の早期診断に役立ちます。この検査で病気を特定することはできませんが、病気の進行度や重症度、経過などを知るうえでは大切な指標となります。

炎症性の病気や、組織破壊を伴う疾患、急性胃炎、白血病、急性骨炎でも陽性になります。各種の検査を総合して診断が下されますので、炎症疾患の回復期や、潜在的な細菌感染症が疑われる場合は、再検査が必要になることがあります。

また、風邪などでも上昇することがあるので、この場合は、症状が落ち着いた時期に検査し、潜在的な炎症や疾患の有無を判定します。

https://www.hc.u-tokyo.ac.jp/checkupresult/explanation/crp/

引用した東京大学保健・健康推進本部保健センターのサイトによると、0.30以下が異常なし、0.31〜0.99では軽度以上、1.00を超えると要精密検査・治療という診断になるとのことです。

私も3ヵ月に1度の血液検査を受けていますが(尿酸値と中性脂肪値のコントロールのため)、いままでCRP値も検査されていたことに気付きませんでした(^^ゞ

いや、一度だけ、主治医から「風邪でもひいてますか?」と聞かれたことがあり、そのときに先生が指さしたのがこのCRPだったんじゃないかと思います(おぼろげです)。

全体的な身体の不調のシグナルになるということなので、もっと簡便に(新型コロナウイルスの自宅簡易検査のように)検査できるキットみたいなものがあればいいのにと思うのですが。。。

ざっと検索したところ、キットは売っているみたいですが、1梱包96個入りで7万円。1個730円だからそんなに高くはないけど、96個も常備しておくには多すぎますね(笑)。

オンライン診療なども一般的になってきた昨今、こうした検査キットが検査内容も簡便になって出回るようになるといいなと思います。