カロリーよりも睡眠コントロールのほうがダイエットには効果的かもしれない

 

寝ないで働いたり遊んだりしているのに、なぜか「痩せないんだよね〜」という話はよく耳にしますね。

 

2446036665_c79b9a498d_m photo by Pensiero

 

そこで「睡眠不足はダイエットの敵! 太らないための眠り方」という記事が目に止まりました。

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睡眠不足はダイエットの敵! 太らないための眠り方 [睡眠] All About



 

約2万人の日本人男性で平均睡眠時間と肥満のなりやすさを調べたところ、睡眠時間が5時間以上の人に比べて、5時間未満の人は肥満になりやすいことが分かりました。

 

原因は、睡眠が適切でないとホルモンバランスが崩れることが影響しているようです。

 

どうして睡眠時間が短いと、肥満になりやすいのでしょうか? それは、「レプチン」と「グレリン」というホルモンのバランスが崩れてしまうからです。レプチンは脂肪細胞が分泌する、食欲を抑えてくれるホルモンです。一方、グレリンは胃で作られるホルモンで、食欲を増進する働きがあります。

睡眠時間が短いと、満腹ホルモンのレプチンが減り、空腹ホルモンのグレリンが増えてしまいます。睡眠時間が5時間の人は8時間の人に比べて、レプチンが16%少なく、グレリンが15%も増えています。つまり、睡眠時間が短い人は、食欲が増して太りやすい身体になってしまっている、ということです。

さらにグレリンが多いと、高脂肪食や高カロリー食を好むようになります。睡眠不足のときに、ケーキやこってりしたラーメンが欲しくなるのはこのためです。

 

後半は、「寝る前3時間は食べるな」「朝はちゃんと食べろ」「チョコレートがいいよ」などという聞いたことがある話で締め括られていて残念ですが、7〜8時間の睡眠をとる人が肥満になりにくいというポイントだけは覚えておきたいと思います。