「「指ポキ」で指が太くなる理由 首や腰の関節鳴らしは命の危険も!」という記事。
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確かになにげなく指や首をコキコキ、ポキポキと鳴らしちゃったりしますよね〜。
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「指ポキ」で指が太くなる理由 首や腰の関節鳴らしは命の危険も! | セルフドクターニュース
■関節で音が鳴る理由
関節が鳴る理由についてはいくつかの説があります。
現在最も有力だと考えられているのは、関節の中にある液体が移動する時に気泡が発生し、それが破裂する音という説です。通常、関節の中の気泡はまわりの血管に吸収されて大きくならないでいるのですが、血行が悪くなると十分に吸収されなくなり、気泡が大きくなってしまいます。そのため、血行が悪ければ悪いほど、音が鳴りやすくなります。
確かに、なんで音がなるのかなぁと不思議でしたね。でも、気泡だったとはなぁ。
■「鳴らしたらコリがとれる」説は本当か
ボキッと関節が鳴った際に生じる衝撃波は、気泡を小さくするため、関節が動かしやすくなる気がします。またストレッチによって伸ばされることで、一瞬血行もよくなるため、気持ちが良くなると感じます。
ただ、これはあくまでも”一瞬”の気持ち良さであり、関節にとって良いことではありません。特に首や腰の場合は、骨の中に脊髄が入っているため、鳴らし方によっては、手足の麻痺や命に関わる危険もあるといわれます。
関節が鳴る動作というのがストレッチ効果をもたらせばいいのかもしれませんが、ストレッチ効果を狙うのであればやっぱりちゃんとしたストレッチ体操やヨガで負担を少なく血行を良くするほうがいいかもしれませんね。
調子にのってポキポキしていると、軟骨が炎症を起こして肥大化するそうです。
首や腰では、増殖した骨が神経を圧迫し、ますます激しい肩こりが生じたり、頭痛、耳鳴り、坐骨神経痛、椎間板ヘルニアなどの原因になることもあります。
作業の合間の片手間にポキポキするのではなく、3分でも5分でもいいからストレッチ体操を習慣づけるというのがいいかもしれません。