「コロナの収束」|「熱風」2022年3月号 [読書メモ]

特集は、「コロナの収束」と題して、長崎大学熱帯医学研究所国際保健学分野教授の山本太郎氏へのインタビュー。

そのなかで、山本氏が新型コロナの収素の定義について触れ、「一つは実行再生産数」で「1より下になる」こと、「もう一つは(中略)このコロナウイルスが、自分たちにとって許容できるレベルの感染症になるかどうか」としている。

折しも2023年5月8日から日本ではこれまでの感染症分類を改め、新型コロナとの付き合い方を変える節目を迎えるが、前者の数字は姿を消し、後者に関しては不寛容な風潮にまったく手をつけずに経済を優先させて許容してしまおうという状態だ。

すでに熱さを忘れるほど喉元を新型コロナが過ぎてくれていれば良いのだが、なんだか喉の手前の歯に挟まったままなんじゃないかと感じていたり

するもんだから”歯痒いんですよね……。