コロナは6つの顔をもつ(だそうです)

イギリスの研究機関の発表によれば、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)は6つのタイプに分けられるそうです。

この研究は、COVID-19と診断されて3〜4月に症状が報告された1,653人のデータを解析し、5月に英国、米国、およびスウェーデンで検証を行なったもの。検証では先のデータの有効性が裏付けられたとしています。

6つのタイプとは以下のとおり。

1)発熱を伴わないインフルエンザ様症状:頭痛、嗅覚障害、筋肉痛、咳、喉の痛み、胸痛、発熱なし。
2)発熱を伴うインフルエンザ様症状:頭痛、嗅覚障害、咳、喉の痛み、嗄声、発熱、食欲不振。
3)消化器症状を伴う症状:頭痛、嗅覚障害、食欲不振、下痢、喉の痛み、胸痛、咳なし。
4)重症度1(倦怠感):頭痛、嗅覚障害、咳、発熱、嗄声、胸痛、倦怠感。
5)重症度2(錯乱):頭痛、嗅覚障害、食欲不振、咳、発熱、嗄声、喉の痛み、胸痛、倦怠感、錯乱、筋肉痛。
6)重症度3(腹部・消化器症状):頭痛、嗅覚障害、食欲不振、咳、発熱、嗄声、喉の痛み、胸痛、倦怠感、錯乱、筋肉痛、息切れ、下痢、腹痛。

https://www.carenet.com/news/general/hdn/50609

「COVID-19の発症5日目に、患者がどのクラスターに分類されるのかを予測できれば、サポートの提供、血中酸素濃度や血糖値の監視、適切な水分補給といった早期介入を行う時間を持つことができる。自宅でも実施可能なこのような簡単なケアが、患者の入院を防ぎ、命を救うことにつながる」

https://www.carenet.com/news/general/hdn/50609

こうした研究がどんどん進んでいくことに期待したいです。

参考:https://www.carenet.com/news/general/hdn/50609