CareNetに新型コロナのワクチン効果に関する記事がありました。
対象になっているのが、オミクロン株XBB.1.5系統に対するmRNAワクチン。
これによると、規定によって2価ワクチンを接種した場合（通常は5回目）、「XBB.1.5に対する中和活性は、従来株やBA.2に対する中和活性より著しく低下していたが、低いながらも中和活性を有していた」となっています。
これって、安心できるのかできないのかビミョーな表現ですが、1価ワクチンを4回接種すなわちオミクロン対応の5回目を見送った人のXBB.1.5に対する中和活性が「著しく低下していた」ことに比べると、安心材料になるかと思います。
また、ワクチンすなわち予防ではなく、対処である抗体薬・抗ウイルス薬に関して、評価対象の4種類のいずれの抗体薬もXBB.1.5に対して「中和活性しなかった」という結果が気になりますね。
世界的に人流が回復してXBB.1.5のパンデミックになることも予想される2023年の春以降、気の抜けない事態に陥るかもしれません。
政府がサミット開催でまたもや突っ走りそうな気配を見せているので、自衛するしかありませんかねえ。。。
